kotonoha
July 15, 2021 [product]
介助者との意思疎通に使用する透明文字盤の提案。
健康寿命の割合を高める事と同様に介護期間の質の向上も重要。
理想はICT機器の利用ですが、その切っ掛けに成れば幸い。
download「ことのは」HP.pdf
「ことのは」HP.pdf
古くから「事(こと)」を伝え語ることを「言(こと)」といい、
その「言」を構成するひとつひとつの語や文節を
「言」の「端」という意味で「ことのは」と呼んだ。後に「言葉」となる。
「こと」→「ことのは」→「ことは」→「ことば」→「言葉」
●文字厚さの実験。(2mm)
角度が付くと介助側の視界が遮られる。
●シール0.2mmの厚みで十分と判断。
シールを2枚重ねる事で視認性が向上。
●円の敷き詰め実験。
最も効率的な敷き詰めは[0°-30°]ですが、隣り合う文字(8方向)が並ばない
ルールに反するので、[5°-5°]~[22.5°-22.5°]までを候補にしました。
[15°-15°]以上は円が重なり合うので、[15°-15°]を採用。
スナブ正方形タイリング[Snub square tiling]を形取る綺麗な配列になりました。
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test-01.pdf
●三分割が焦点を定め易い形と判断し文字と円の大きさを2/3に縮小。
同じ理由で文字を交互に15°傾けます。
●焦点を合わせ易くする為に文字に厚みをもたせ、
光透過性の素材で文字を型どり進出色の朱色とする。
●背面を白印刷する事で逆光と順光どちらからも高い視認性を有し、
補助者の焦点確認の妨げを軽減。
●文字を枡目ではなく視点を定めやすい円で区切り、
同じ理由で文字同士が規則性を持ちつつも平行に並ばないように配置。
色別にレイヤー分けしています。epsデータ。
私的利用のみOK。
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